介護保険とは?必要なの?

介護保険とは?必要なの?
このことを説明していきます。
■もくじ
1. 保障内容
2. 必要性
私は、FPとして7年間の保険の営業をしてきて、その仕事の中で介護保険の新規獲得の営業や保険金の請求の対応を行ってきました。
年齢とともに体も衰え、いつ自分の身に降りかかってくるかもしれません。日本は、平均寿命が延びてはいますが、必ずしも健康でいるわけではありません。
介護リスクにそなえ必要に応じて保障を備えておくことも大切です。
そこで、まず、基本的な保障の範囲の解説をしていきます。
1. 保障内容
基本的な保障内容
1-1 介護一時金
介護状態になった場合、一時金として支払われます。
1-2死亡一時金
商品によりますが、死亡時に受け取れます。
1-3払い込み免除
ある一定条件に該当したらそれ以降の掛け金を払う必要がなくなります。
2. 必要性
介護は生きている限り付き合っていかなければならないものです。
日本は介護保険制度のもと、介護費の大部分は、国・都道府県・市区町村が負担していますが、その中でも自分自身が支払う介護費も当然あります。
自分自身が支払う介護費のうち、介護保険もしくは、貯蓄により、そなえないといけないということになります。
2-1介護保険制度
介護保険・・・40歳以上の方が被保険者
収入別自己負担額
年金収入等 340万円以上 3割
年金収入等 280万円以上 2割
年金収入等 280万円未満 1割
2-2介護の負担
介護のにかかる負担は、精神的、肉体的な負担があります。それを軽減するにはどうしても多額な費用がかかります。
在宅では、経済的な負担は少ないですが、どうしても精神的、肉体的な負担が大きくなり、施設入所を検討するようになります。
施設には、介護サービス付き高齢者住宅や特別養護老人ホーム等があります。
介護サービス付き高齢者住はすぐに入所できる場合が多いですが、平均で月15万円程度かかります。
特別養護老人ホームは費用は平均で月7万5千円程度と費用は安いですが、待機者が多く、また、要介護3以上でないといけないため入所が難しくなっています。
仮に5年間、介護サービス付き高齢者住宅に入所した場合、合計で900万円も必要になります。
まとめ
もし、あなたが介護状態になったときに家族に迷惑をかけることがないようにするには、ある程度の貯蓄や介護保険の加入が必要になってきます。
私は、ある程度若いうちから貯蓄しておけば、もし、介護状態になったときでも年金と貯蓄でまかなえると考えますので、私は、介護保険には加入しません。
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