こども学資保険とは?必要なの?

こども学資保険とは?必要なの?
この二点について説明していきます。
もくじ
1.保障内容
2.必要性
私は、FPとして7年間の保険の営業をしてきて、その仕事の中でこども学資保険を売っていました。商品を売るにあたっては、商品の説明が不可欠になりますので知識ももっています。
私が営業をしていたときのこども学資保険は、別の保険に加入してもらうための情報取得のための商品であったように感じました。
今回は、『こども学資保険』について解説していきます。
現在、おこさんがいる方、これからこどもの出産を控えている方はぜひ記事をご覧ください。
1. 保障内容
1-1おこさんの保障
おこさんの死亡保障が付いています。
基本的にはどの保険会社も払い込んだ掛け金の相当額が死亡保険金として返ってきます。
払い込んだ掛け金が返ってくるので、掛け金の損はありません。
1-2契約者の保障
契約者が万一の場合に備えた払い込み免除の保障が、こども学資保険の特徴ではないでしょうか。
払い込み免除とは、契約者が万一のときに次からの保険掛け金の払い込みが免除される制度です。
万一のときの条件は、保険会社にとって契約者の死亡だけのところもありますし、重度の障害にでも該当する保険会社もあります。
契約者が、万一のとき教育資金の確保が難しくなるので、学資保険に加入することにより、進学をあきらめなくてもよくなりますね。
2.必要性
1-1教育資金
こども学資保険に加入する目的は、こどもの学資金の準備のためです。幼稚園から大学卒業までの教育費の総額は大学まですべて公立でも約1000万円はかかると言われています。
その中でも特に大学の教育費は国立でも500万円以上になります。将来、お子さんを大学に行かせたいと
思っている方は、教育資金の準備は、早めに始めないと間に合いません。学資保険は、満期まで掛けると返戻率
(満期を迎えた場合の満期保険金を受け取る金額が、これまでに支払った保険料に対して何%あるのかを示すもの)
は、105%前後もあり契約者は得をするようになっています。貯金は、貯まったらすぐに下して使ってしまうこともおりますが
保険はそういったことがありません。私自身が、貯金だとすぐに下してしまう可能性が高いので、学資保険でこども教育費は準備してます。
貯金できる人は、無理に学資保険に加入する必要性はないと思います。